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花の木公園

花の木公園

花の木公園

勝頼、甲斐への道、福澤桃介の遺産

❶この花の木公園は設楽原の決戦後、武田軍が撤退の為に寒狹川を渡河する殿(しんがり)戦の舞台になります。長篠合戦屏風の右上に滝が描かれていますがまさに屏風の滝がこの場所になります。近くには、名勝「鮎滝」「鵜の首」「橋詰桟橋跡」などの史跡案内石標があります。この場所は寒狹川の中でも最も川幅が狭く、渡河のために桟橋があったと云われています。馬場信房戦士の地を始め、徳川軍の滝川助義と笠井満秀の相打ちの二基の石標「大正3年長篠古戦場顕彰会と、昭和63年の設楽原をまもる会による」があります。
❷日本にも電力開発の創世記があります。その創世記、日本の電力王と言われた男がいました。その男「福澤桃介」は福沢諭吉の娘「房」を嫁にもらい、福沢家の養子として洋行(留学)する事となりました。その彼が開発する発電所は、当時の西洋の流れを汲み観光名所となるような発電所の開発が試みられ、明治45年(1912)この地に日本初の縦軸式発電所・長篠発電所が完成しました。河川の地形を見事に調和させ、当時最新鋭の米国ナイヤガラ発電所を参考に建てられたこの発電所は日本三大美堰堤の一つと数えられ、今も長篠堰堤余水吐を流れ出る流水は自然との調和がとれた景観となっております。
❸ 場所 新城市出沢橋詰118−1

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